がんばれ
今回は、ウチのバイト君 【 タカ 】の事。
どうも最近、動きが悪い。。
何をやって良いのか分からなくなり
手が止まってばかり。
そんなもんだから
スタッフみんなに注意されまくり
最初の元気はどこエやら・・・
だんだん声すら出なくなりました。
まかないの時間になり
二人で話すことに。。。。。。。。
桃 「どうしたん? テンでダメじゃないか・・・
正直、仕事しててもつまらないだろう?」
タカ「・・・はい。」
桃 「今のおまえは、午前中部活。 午後は仕事。
ただ、それだけを【こなして】いるだけじゃないのか?」
タカ「・・・・・・・・・・・。」
桃 「俺には、今のお前の日常が透けて見えるぞ!
大学も休校だからって寝る時間もマチマチ、
部活も仕事も
ただ、ソコに身を置けばいいってだけの気持ちじゃないのか?」
タカ「・・・・・・はい、確かにそうです。」
桃 「俺たちゃ生活掛かっているからな、
そんな奴に居られると
気分悪いし、ジャマだし、
そんなだったら来なくていいぞ!!
なんなら他の店紹介するか?!」
タカ「・・・・・・・・・いやです。」
桃 「自分の管理が出来なくてどうする?!
きちんと規律正しい生活してみろ!!
お前と同じ歳で、
18から社会人になった人たちは
もっとしっかり頑張っているぞ!
大学で4年、卒業したあと
おまえは田舎帰るんだろう?!
その友達とどれぐらい差が開くか
考えたことあるか?
お前はもっと頭良いハズだろう?
なぜ考えない?!
もう4年間のうちの半分経ったんだぞ!
2年も経って、どれだけ成長したんだ?
努力して、精一杯やっていれば
ちゃんと自分に帰ってくる。
それは【 感動 】って形でだ。
ただ流してやっていると、何にも帰ってこない。
ただの一つも。何もだ。
目の前に同い年がいると思って
切磋琢磨してやってみろ」
タカ「・・・・・・・・・・・・。」
桃 「どうする!? やれんのか!?」
タカ「はい。がんばります。」
途中から泣き出してしまったタカ。
だいぶ、辛いことを言った。
これだけ言われたのは初めてだとタカは言った。
山形の親元を離れ、
福島で一人、頑張ってはいる。
それは僕も
高校を出てひとり東京に行ったから分かる。
だからこそだ。
18~22歳という
【 タカだけの時間 】はもう二度と来ない。
後になって
田舎に帰る時に
【 ああぁ・・・あれをやっておけば良かった・・・ 】
なんてことは吐いてもらいたくない。
どこにいたって、どんなことやっていたって
ソイツだけの時間・人生じゃないか。
精一杯やらなきゃ絶対に損だ。
『 僕が伝えたかったこと 』
『 いつも注意しながら思っていること 』は
【 がんばれ 】ただひとつ。
少なくても、
短い期間でも、
ソイツの時間は、僕が預かっているのと一緒だ。
毎回、僕のブログを見てくれているタカに
記憶・記録に残るように今回のブログ書きました。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます。
タカ がんばれよ。 もも
そうですね。
過ぎてから気が付く事、多いです。
タカ君は幸せです、身近に親身になってくださる方がいて。
人生は、良き師、良き先輩、良き友人に恵まれる事が
なによりの宝だと思います。
ももさん、これからも良き師・先輩でいてあげて下さいね。
投稿: - | 2008年4月 5日 (土) 19時04分
なんだか、自分にも当てはまる部分が、あまりにも多い気がして…
胸が痛くなりました。ももさんには会った時にお話できたらなぁなんて思ったり
することですが、今回のブログで自分のことをすごく考えました。
でも確実に言えるのは、怒ってくれる人がいることってすごく幸せなこと
なんですよね。怒ることってものすごくエネルギーがいるし、どうでもいい人に
対して怒ることはしないから。本気で怒ってくれるということは、この人、この子
なら絶対に解ることができると思われているということだと、私は思います。
だからももさんのタカさんに対する愛情が本当に伝わってきました。
ももさんはいつも言うことが、すごいなと思っています。
やっぱりももさんと「じっくり」話をしたいです。
タカさん「がんばれ」ここにも応援してる人(私)がいますよ!
投稿: 貸切宴会 和食ダイニング 松 ~matsu~ホテル丸谷 営業 mei | 2008年4月 5日 (土) 22時29分
【タカさんへ】
いつも自分が
そこにいることの
存在感に
誇りが持てるような
人になってください!
そして ももさんに
《あいつでよかった》って
思わせましょう!!
みんな見守ってますよ(*^。^*)
そうやんなぁ!
ももさん!
手の掛かる子ほど
可愛いやんなぁ(^_^;)
投稿: 綾小路キャサリン | 2008年4月 5日 (土) 22時49分
タカちゃん
良い人に巡り合えて良かったなー
おっちゃんもがんばるから
がんばれなー
何をがんばるか
今は漠然としてるだろーけど
なりたい人に近付くのにがんばればいいんよ
おっちゃんは...
さて、
なにをがんばろうかしらね~
とりあえず
明日の朝釣りしながらかんがえよ!
投稿: - | 2008年4月 5日 (土) 23時32分
人を預かるのって大変なことですよね。たとえその子がアルバイトでとしても。
ただその場にいて、言われるがまま仕事こなして、ただなんとなく給料もらっ
て・・・・・。その時は確かに楽かもしれません。
でもそれじゃ、得る物何もないじゃないですか。それを気付かせるのも仕事なんで
すよね、我々の。
タカ君今は混沌として、ももさんの想いのすべてがわかったわけじゃあないと思う
けど、いずれわかった時にももさんの、熱い思いやりを理解するんだと思います。
理路整然と相手に説明するのってほんと難しいです。
今度ももさんの熱い思いやりを拝借したいと思います。
どうかお許しを・・・・・・・。。
投稿: - | 2008年4月 6日 (日) 01時17分
ももさん
えら~い!!!
なかなか言ってあげられることじゃないですよね。
大切だからこその言葉なんだけど・・・伝えるのは難しいもんね。。。
私も見習わなきゃ~!!!!
娘さんのじてんしゃ~!!かわいいですね!
私も餃子にはまりそうです・・・。
投稿: - | 2008年4月 6日 (日) 21時25分
>トクサンさん
書き込みありがとうございます。
僕は「入り込み過ぎる」のかも知れません。
言わずには居れない性分なのでしょう。
だから「仲間」も多いですけれど「敵」も多い。
友人からよく注意されますよ。。
でも、せっかくだから
一つでも多く経験して「おとな」になってもらいたい。
それには「流して」いては無理ですよね。
頑張ってもらいたいです。ほんとに。
>meiさん
心に響く言葉ってどんなだろう?と考える時があります。
この人にはどんな言い方ならわかってもらえるのだろう?って。
僕個人的な「うっぷん」を晴らすためだけに言う訳ではないから
その人間の気持ちに近づかないと言えませんよね。
もちろん想像の域ですが・・・。
「言いすぎ」になることも多いので注意したいと思います。
>キャサリンさん
いつか「別れ」の時が来ます。
その時に「ごくろうさん」だけではなく
「涙」流したいし、流してもらいたい。
そのぐらい一生懸命やれたなら
ウチのお店に来た甲斐があったと思うのです。
「福島に来て良かった」「桃の井に出会えて良かった」
そう思って欲しい。
そう思えたなら「次」でも頑張れると思いますよね。
そう、可愛いんです。
>じねんぼうさん
何をがんばるのか。悩むところではありますよね。
悩まずに目標が決まっているのなら
その人は幸せなんだと思います。
「人生の旗」1本立てる事が出来て
悩むことなく、「そこ」に向かって走っていけるのなら。
今は発展途上の真っ只中。
じねん坊さんのお店で
ゆっくりと聞かせてあげたいですね。マスターの話を。
>もも吉さん
同感です。
たぶんもも吉さんも
同じ熱い気持ちでバイトの子と接しているのだと思います。
先生と呼ばれたり、先輩と呼ばれる人は
「教えなくては」いけないと考えます。
それが仕事だけではなく、「女の子」の事でも良い。
「親」の事や「家族」の事でも良いんです。
聞ける環境を作ることが先ですが、
聞かれた時にちゃんと答えてあげられるような人間に
僕達も上の人たちに聞いておかなければと思うのです。
>てんちょーさん
伝えるのはホント難しい。。
口だけじゃダメなんですよね。
てんちょ―さんも
かなり「熱い」人だと聞いてます。
「育てる」と言うことは自分も「育つ」ということ。
バイト君からも教えられることありますものね。
人と付き合うということが
「大人」になる一番の近道。
僕も発展途上の人間なので
こうして皆さんからの書き込みやブログ拝見させてもらって
勉強中です。
これからもよろしくお願いします。 もも
投稿: 味乃桃の井 料理長 もも | 2008年4月 7日 (月) 15時14分